10月のお知らせ <犬の避妊・去勢 まとめ記事>

10月になりました。犬の散歩もしやすい時期になりました。冬までの過ごしやすい時期はあっという間ですから、ぜひお出かけやレジャーを楽しんで下さい。なお、マダニやノミはこの「秋」も大活躍でむしろ夏よりも被害が増えます。虫も真夏は苦手なので、ちょうどこの時期から再度活発になるのです。ワンちゃんとのお出かけの前にはぜひ予防を忘れずに。

休診案内

当院は日曜・祝日が休診です。

10/9(日)、10(月祝)は連休となりますのでご注意ください。

今のところ臨時休診はありませんが、災害やコロナ関連での急なお休みもあり得ます。ぜひ、当院のLINE@をご登録下さい。

緊急時のご案内はできる限り早急に当院のLINE@でみなさまに配信しております(写真は過去の投稿から)。とても便利ですので、まだの方はご登録をお願いいたします。

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犬の避妊手術と去勢手術  ~まとめてみた~

多くの方が受けている、避妊手術や去勢手術。当院でも多い手術の一つです。

最近「手術をした方がいいか?」などの質問や手術料金の問い合わせなどが多かったので、過去記事を紹介しながら、どのように考えればよいかご案内したいと思います。

 

避妊手術を悩んでいる方へ

以前のブログ記事で「避妊手術の悩み相談」という内容を書いています。

過去記事→避妊手術の悩み相談

全身麻酔がコワくて不安、うちの子は入院に耐えられなそう…、いつやればいいのか?というよくある質問やお悩みにお答えしていますので、ぜひご覧ください。

 

 

手術料金の違いについて

古い記事ですが、過去ブログで手術料金のことを書いています。

過去記事→不妊手術と去勢手術~動物病院の料金はなぜ違うの?

時々、いろんな病院に電話をして料金を調査している方がいて、当院の料金をお伝えすると「高い」とバッサリ(笑)言われてしまうことがあります。モチロン費用も大事なことですが、当たり前ですがもっと大事なのは手術の内容。私個人的には、ワンちゃんの一生にかかわる可能性のある「手術」のことを、単に料金の大小だけで決めてほしくないというのがホンネです。

若いころに不妊や去勢を受けていただくことが多いのですが、その時に動物がイヤな思いをしてしまうと、手術をきっかけに病院が嫌いになったりもしてしまいます…。これは一生の問題になるのですね。

避妊や去勢はもしかすると大切なペットが受ける一生に一度きりの手術かもしれません。安心・安全な手術を心がけるのは当然ですが、動物たちの一生に悪い影響を与えないような細かな心づかいもとても重要です。

一つ例として先日来院した「他院で実施した避妊手術の皮膚縫合がメチャクチャだったために、術後強い痛みを訴え続けていたワンちゃん」をご紹介いたします。今の病院が不信なので当院に診察をお願いしたいということでした。

写真は当院初診時の術創の写真です。縫合のミスで皮膚がギュウギュウに縛られていて、当院で抜糸をしましたが、ワンちゃんは可哀そうなことに痛みで悶絶していました。

執刀医は「犬が舐めるからだ」とバッサリ言っていたそうですが、これは単なるテクニカルエラー(技術的なミス)です。自分のミスを犬のせいにするのは最悪です。縫合がダメすぎて(ぶっとい縫合糸でものすごくキツイ縫合)皮膚が切れてしまい、ワンちゃんは痛みで術後ずっと苦しんだとのことでした。来院時も痛みに大泣き…、人間不信になったり、ワンちゃんの心に大きなトラウマを残してしまいそうで心配です。あまりこういうことは言いたくありませんが、料金が安いことで有名な病院で行った手術でした。

 

 

手術の流れが知りたい

コチラも古い記事ですが、過去ブログで、実際の手術の流れを書いています。

過去記事→我が家のわんこの避妊手術

スタッフのワンちゃんにモデルになってもらい、当院での手術の流れを解説しています。ざっくり言うと、

手術前検査→前投薬→点滴→集中管理室→鎮痛処置→全身麻酔→手術→術後集中管理室→退院

という流れです。一つの手術には様々な工程や内容が含まれているのですね。どれも欠かすことのできない内容でワンちゃんをサポートしています。

 

 

手術の合併症がコワい…

健康体に実施する手術のため、実際は大きな合併症や問題が出ることはほとんどありません。当院の実績では避妊や去勢で重大な合併症が出たことはありません。

合併症で怖いものとしては「縫合糸肉芽腫」が有名です。

当院では、縫合糸肉芽腫を引き起こさない様、最も組織反応の少ない縫合糸を選択しています。縫合糸肉芽腫については以前のブログで取り上げています<縫合糸肉芽腫~糸一本で人生が変わる~>。ぜひご覧ください。

過去記事→縫合糸による病気 ~糸一本で動物の人生が変わる?~

当院で実施した手術後に縫合糸肉芽腫を発症した症例はありませんが、ときどき転院症例でこの合併症を疑う犬が来院します。以前に比べ縫合糸の質が良くなっていますので、今後は減っていくトラブルだと思いますが、コストダウンを追求した施設では組織反応の大きい糸を使用していることもあるようなので、病院の選択には注意が必要です。

 

 

手術は痛くないの?

当院では複数の痛み止めを効果的に併用し、手術時の疼痛を最小限にするよう努力しています(マルチモーダル鎮痛)。麻薬指定薬剤も使用するため、コストや手間がかかりますが、しっかり鎮痛すると全身麻酔が安定し麻酔がさらに安全になります。そして何より術後の回復がとても速く、後述しますが日帰り手術もしやすくなります。

 

 

日帰りが希望

前述のように疼痛管理をしっかりしていますので、当院の手術は術後の回復が早いのが特徴です。また術前・術後は集中管理室に入ってもらい、室温や酸素が最適な状態でペットの入院管理をしています。もちろん術後も点滴や鎮痛処置は続けています。

そのため、去勢手術は原則日帰り、避妊手術も最近は日帰りの患者さんが増えています。早めに帰宅したほうが自宅でストレスなく過ごせますので、精神的にも落ち着くペットが多いようです。

 

マダニやノミ 要注意!被害続出!

冒頭にもお伝えしましたが、マダニやノミは秋の活動が活発です。涼しくなってくると油断する方が多いですが、実際は真夏よりも9月以降の方が被害が増えています!

行楽やレジャーに良い時期となりましたが、マダニ・ノミ予防を忘れずにお出かけください。

当院のマダニ・ノミ予防薬は

  • スポット(垂らすタイプ)→3種類
  • 食べるタイプ→2種類

様々取り扱いがあります。ワンちゃんの体質や生活スタイルに合わせてご提案しますので、忘れている方はお早めにどうぞ。