11月のお知らせです。今年は暑い11月となっていますね。急に気温が下がるときがくると思います。ペットだけでなくご家族の方々もお体に気を付けてください。よい年末年始を迎えましょう!
11月以降の診療予定
臨時休診
今のところありません。年末年始の診療日程については近日中にアナウンスいたします。
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フィラリア予防はラストです!
フィラリア予防の最終投薬時期は、11月下旬~12月上旬です。
さて「なぜこの時期になるのか?」毎度になりますが、改めて簡単に説明しておきましょう!
まず、この地域ではフィラリア感染は11月中旬ごろに終了します。これは気候条件などから科学的に算出しています(詳しくはDSファーマさんのページをどうぞ)。
<リンク>フィラリア感染期間の考え方についてはDSファーマさんのページがおすすめ!
フィラリア予防は「カラダに侵入したフィラリア幼虫を駆虫することで、成虫が心臓~肺に寄生するのを予防する」ということをやっています。
なんだかまどろっこしい言い方ですが、要は「入ったフィラリア幼虫をやっつけている」のですね。時々誤解があるのですが、蚊に刺されることを予防しているわけではありません。ですので、幼虫は入ります。それが大きくなってマズいことにならないうちに駆虫をしているのです。
ですので、感染が終了した後に最後の予防が必要となります。
ここはどうしても誤解が多いところです。
なぜなら、最後の投薬をする時期は
- 寒い
- 蚊はいない
ので、感覚的、直感的には「そんな時期にフィラリアは感染しないだろう」というイメージで投薬をやめてしまいます。
ですが(本当にくどいですが)フィラリア予防は感染した幼虫を駆虫していますので、シーズンの最後にやる予防は「蚊がいなくなってから」が絶対なのです。
詳しくは過去ブログ記事、5月のお知らせ<予防関連の落とし穴>もご覧ください。各種予防について間違えやすいポイントを詳しく解説しています。
ということで、最後の予防。
未だ用意していない方はお薬を取りに来てください。ついでにワンコの体重を測りに来てもらってもOKです。お気軽にどうぞ(^^)/
マダニやノミ予防は油断しないで!
さて、フィラリア予防については前述のように予防時期が決まっていています。が、マダニやノミ予防は油断しないでください!
フィラリアと違い、マダニやノミの予防期間は特に決まっていません。
よく「いつまで予防すれば?」と聞かれますが、予防期間が決まってないので「いつまで?」ということもありません。アクティブなペットでは年間を通しての予防を推奨しています。
ようは、マダニやノミは「一年通してリスクがある」ということです。真冬の被害は減りますが、ゼロにはなりません。実際、野生動物では年間を通して寄生が認められています。
多くの方が「フィラリアと一緒」と勘違いをしていますが、ぜんぜん違う虫たちですので、このブログを読んでいるかたは「全く違うモノ」として覚えておいてください。
これについても、5月のブログ記事、5月のお知らせ<予防関連の落とし穴>に詳しく書いてあります。ぜひこちらもご覧ください。
ワンコの飼主さんにとっては、この時期は一年の中でも一緒にお出かけしやすい時期ですよね。予防を忘れず、秋の行楽を楽しんでください!
それではまた。