8月になりました。本格的な暑さが訪れています。人間だけでなくペットも熱中症になります。十分対策の上、夏のレジャーをお楽しみください(^^)
臨時休診のお知らせ
8/29(月)、30(火)を臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
マダニ対策はお済ですか!
マダニのお話です。
夏に活動活発化“マダニ”に注意 感染症で“死亡”も… 住宅エリアや都内の緑地でも(8/1 日テレnews)
夏に活動活発化“マダニ”に注意 感染症で“死亡”も… 住宅エリアや都内の緑地でも(8/1 livedoor news)
今年はマダニ被害が例年より多いという報道が出ていました。
夏、レジャー・・・楽しい時期となりましたが、みなさんペットの「マダニ」対策はお済ですか??
当院のHPをよく見ていただいたり、LINE@を登録していただいてる方からすれば、
「なんだよ、またダニのハナシか、しつこいなあ」
と思われるかもしれませんが、これだけアナウンスをしていているのにかかわらず、マダニに咬まれてやってくる犬は後を絶ちません。マダニ被害は犬でも年々増えています!
そして、マダニに咬まれることで、危険な感染症を発症するケースもたくさん報告されています。
予防をされていない方は、どっかで「所詮ただの虫でしょ」という油断というか余裕というか、そういう感覚のヒトがいるようですが、厚生省も強い注意喚起を行うほどマダニの被害は深刻となっています(→厚生労働省のHP)。
マダニについては、まずは「咬まれないこと」
これがとても大事。
モチロン、ペットも同様です。咬まれてから診察&駆除ではなくて、咬まれないようにする。楽しく遊びに出かけるためにも今一度予防を見直してください。
相談はお気軽に、体重がわかればペットがいなくてもお薬をお渡し可能です。
生活習慣病がどんどん増えています💦
ヒトでは、食生活、飲酒、喫煙、運動、睡眠などの生活習慣に深くかかわる病気がたくさん知られています。
肥満、高脂血症、糖尿病、がん、肝疾患などなど。。。
みなさんも、食生活に気を付けたり、適度な運動、十分な休養など、なるべく対策をしている方も多いでしょう。
近年は、ペットでも同様の問題が本当に増えました。
ここ一か月でも
- 極度の肥満
- 急性膵炎
- 高脂血症
- 糖尿病
などなど、それぞれにおいて複数の症例を診察しています。
肥満による靭帯断裂、急性膵炎による長期絶食、高脂血症に起因する胆嚢疾患、糖尿病性ケトーシスなど、中には命に係わる状態のものもたくさん診ています。
さて、これら生活習慣病の原因について、ペットの場合はお酒を飲んだり煙草を吸ったりすることはありませんので、ほとんどの場合は「食生活」によるトラブルといえます(過去に、煙草の副流煙で肺を悪くした犬を診察したことはありますが)。
そして、ペットは自分でおやつを買ってきたり、フードの袋を開けるわけではありません。
何が言いたいかと言うと、ペットの食生活は100%ご家族に依存しているということ。
つまり、少し厳しい言い方かもしれませんが、生活習慣病になるかどうかは、ご家族次第ということになります(もちろん、中には、遺伝的素因、犬種的に高脂血症になりやすいなどというそういう要素もありますのですべてがご家族の責任ではありません)。
逆に言えば、家族の方の心がけ一つで避けることのできる病気も多々あるということです。
ペットショップやホームセンターに行けば、ペットコーナーの半分以上がおやつや嗜好品という状況・・・。人間だったらスーパーマーケットの半分がオヤツということはあり得ません。
- 売ってるから買う
- 欲しがるから与える
という、短絡的な思考になっている方が多くなっている気がします。
重い生活習慣病を患ってから「もっと気を遣うべきだった」とおっしゃる方が後を絶ちません。正しい食習慣は健康な生活の基本の第一歩です。愛するペットのためにも、ぜひ一度食生活の見直しを検討してみてください。