【第0話】病院の猫がリンパ腫になりました。

こんにちは。院長です。

さて、病院の看板ねこ「なこ」ですが、悪い病気が見つかってしまいました。

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結論から言うと、病名は「リンパ腫」

もう少し詳しく表現すると「消化器型リンパ腫(低悪性度)」

という悪性の腫瘍です。

実はリンパ腫という腫瘍は良性のものはありません。リンパ腫という言葉の中には「悪性」という意味が含まれています(※一般の方にはわかりやすくするため、悪性リンパ腫と表現することもあります)。

悪性というのは、「その腫瘍が直接的に命にかかわるもの」と思ってください。対して良性は「その腫瘍が直接的には命にかかわらない」と思っていただいて結構です(※一般の方向けの説明です。厳密な定義ではありません)。

さて、今回「なこ」に見つかった腫瘍は悪性。命にかかわるものということ。

まだ8歳。完治を目指して、全力でナコの手伝いができればと思っています。

そして、このブログを通して、今回の病気の発見から、診断、治療、「なこ」の現状などついて具体的に報告したいと思います。

  • 病気がどうやって発見されるのか(疑っていくのか)?
  • 病気はどうやって診断していくのか?
  • がんの治療ってどんな感じ?
  • お金ってどのくらいかかるの?
  • 獣医師ってどんなことをかんがえているの?

などなど、病気になってみないとわからないことって、きっとあると思います。今回の「なこ」の闘病記録が、ひょっとしたらみなさまにとって何かのお役に立つかもしれません。

不定期連載となりますが、ときどきブログを覗いてみてください。ご覧になっていただけるととても励みになります。

(つづく)→【第1話 病院の猫がリンパ腫になりました。~病気を疑う瞬間とは~】

「がんばるにゃ!」@なこ

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